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生一杯、信じることを

ちょっと、前の記事とだぶる。ほんとは「ちゃかふみち」に書こうと思ったが、ながながと、ぐちぐちとしてしまったので、自嘲してこちらに。

ただいま、齢、43。来月には44となる。「ぺちゃふみち」にも書いたが、マグナム世代となる。

こんな世代は無いのだが、44歳というのはある意味、意識していた年齢でもあって、まぁ内容はなーんもないのだけど。

ただよく考えれば、そのまた次は45歳で、区切りの年と言うことにもなる。

そして45歳になる頃、子供達はそれぞれ、受験であるわけで、息子に至っては旅立ちが近づくといっても良い。こればっかりは結果もあるし、本人がどう考えているかもあるが、一般的に、そして自分を考えてもそうであったし。

今年の年賀状。例年と違う点は「家族写真」ではなかったということ。これは別にどうしたということではなくて、前述の記事にもあるが、娘が手作りしたかったということである。まぁそう考えていたのが、よくよく考えれば娘にしたって、「そろそろ家族写真はなぁ」っと思ったにも違いない。家族色々あれ、毎年家族写真を撮ることに務めていた。まぁほんと色々あって、その年に撮れないこともあったのだが、まぁまぁそれなりには続けてきた。そして、この写真を年賀状に使う事も多かった。

そういえば、まだ家族写真を撮っていないし、家族旅行も行けなくなってきているので、自撮りの家族集合写真もないわけで・・・。

案の定、ホシナ氏の娘さんから、「今年は家族写真じゃないね、楽しみにしていたのに・・・・、いろいろとあるんだろうね?」と。

大きくなるにつれて、ちょっと悲しい気はするが、子供達も、それぞれとなってきたのだし。

これまで、横暴にも

あれしろ、これしろ

そして、ほしいものを何でも与え、

こと、親父は、遊びという楽しみを教え続け・・・・。悪い親そのもの・・・。

そんな、暴君のように振る舞ってきた、親父もそろそろ退位のときが近づいているに違いない・・・。

しかしながら、これまで、このように振る舞ってきたわけで、では明日から!なんて事にも行かないわけで。私もそうだし、きっと子供達も、こういうことに慣れてきたわけで、では明日から独り立ちをとはならないのかもしれない。まぁしれないし、これこそが自立を阻害していると言うことでもあるしなぁ・・・

ただ、最近特に。

それぞれの大切な人生なんだよなぁとつくづく思う。今頃気がつく、わるい親父なのであるが、これはもう仕方ないことだ。ほんと開き直るようだが、それなりにがんばっても来た。ただもしも現在の子供達が悩み、うまくいかないと感じているのならば、これは親父の育て方であるとのご指摘は甘んじて受けたいと思う。

でも、でも何とか、この後の人生、良くなってほしいというのは、これは昔から変わらないことでもある。

この通り、どうしようもない、おっさんであり、中身は子供、まさにコナンの逆バージョンであるのだが、いささか反省と共に、2018年をスタートしたいと記事を書いている。

さすがに、大人になろうとしている子供達を前に、講釈をしても、どうなるものでもなく、かといって、何もしないということができない性分。さてさた。

そんなこともあってか、昨年あたりから、少し、自分自身も独り立ちしようかなぁとか、子供達が巣立ったあとにどうしようかなぁと考える事が多くなっている。

それは生き方を考え、振る舞いを考え、そしてもちろん健康の事も考えはじめた。なにせ、昨年は健康診断もひっかかり、白髪も増えたしと目に見える形で。

生き方や振る舞いという点では、仲間のホシナ氏に指摘されるが、「ガッツの押し売り」なところがある。十分自覚はしているつもりだが、それ以外どうしたら良いのかもわからない。これをされては、周りは良い迷惑だろうなぁと思うが・・・。

少しばかり、やり方を変えて、かっこよく言えば、「背中で語れる大人」なりたいと思うようになっている。

そんな意味もあっての生き方と振る舞い。振る舞いと言う時点でだめなんだけど、「しっかりと生きたい」と思っている。思いを込めて、一歩一歩といか。

それがすべて前進するとも思わないし、すべてが同じ歩調とも思わないし、その時々で。でも「精一杯」と思っている。

平均寿命から考えれば、もう折り返し地点を過ぎている。いつ、終了のホイッスルが鳴るかもしれない。

悲観的にということではないが、事実そういうお年頃な訳で。

あー甘やかして来た親でもあるし、なんとかしてあげたいと思う、でもそれは一番子供にとっていけないこと。

親の所有物でもないし、何かを言ってさせることは、単なる親の自己満足でしかないし。

人に言う前に、まず自分から。そんな戒めで、2018年は行動したいと思う。

宮澤賢治 

〔雨ニモマケズ〕

雨にもまけず

風にもまけず

雪にも夏の暑さにもまけぬ

丈夫なからだをもち

欲はなく

決して怒らず

いつもしずかにわらっている

一日に玄米四合と

味噌と少しの野菜をたべ

あらゆることを

じぶんをかんじょうに入れずに

よくみききしわかり

そしてわすれず

野原の松の林の蔭の

小さな萓ぶきの小屋にいて

東に病気のこどもあれば

行って看病してやり

西につかれた母あれば

行ってその稲の束を負い

南に死にそうな人あれば

行ってこわがらなくてもいいといい

北にけんかやそしょうがあれば

つまらないからやめろといい

ひでりのときはなみだをながし

さむさのなつはオロオロあるき

みんなにデクノボーとよばれ

ほめられもせず

くにもされず

そういうものに

わたしはなりたい


About Me

左右のアキレス腱断裂済みのおっさんの活動日記。

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